shikumibanner.jpg

恩田木工って知ってますか?

Posted on 8月 6, 2008

荒濱です。

暑い日が続きますね。。。

さて、今日は「仕組み」とはあまり関係ないのですが、
とてもいい本に巡り会ったので、ご紹介します。
『恩田木工-真田藩を再建した誠心の指導者』
川村真二 PHP文庫 500円

 

恩田木工―真田藩を再建した誠心の指導者 (PHP文庫)

 

恩田木工―真田藩を再建した誠心の指導者 (PHP文庫)

posted with amazlet at 08.08.06

川村 真二
PHP研究所
売り上げランキング: 280534

仕事の関係で、この恩田木工(おんだもく)という人について調べなくてはならなくなり、
仕方なく、という感じで読み始めたのですが、
いや~、素晴らしい! 感動しました!

何にって、恩田木工の生き様にです。
こんな人がいたんだ! と。
恥ずかしながら、全く知りませんでした。

恩田木工は、江戸時代に活躍した、信州真田藩の家老です。

当時、真田藩は財政が破綻寸前の状況にあり、
藩存亡の危機を迎えていました。

そんな中、末席家老だった恩田木工が、
筆頭家老職兼勝手掛(現在でいう総理大臣兼大蔵大臣みたいなものでしょうか)
に任命され、財政改革に挑むのですが、
その手法がいちいち凄いんです!

詳しい内容については、ぜひご自身でお読みいただくとして、
僕は、勝手掛に任命された木工が、
妻子、親戚と一切義絶、家来全員にも暇を出す、と宣言するくだりを読んで、
思わず泣いちゃいましたよ。
37のヒゲ面の大男が、タリーズの一席でポロポロ涙落としながら本を読んでいる姿は、
相当ヤバかったんじゃないかと思います。

下手なビジネス書を読むより、
この本を1冊読む方が、
人の心を掴み、組織や物事を変えるにはどうすればいいか、
よくわかるんじゃないでしょうか。

ポイントは
・信念を持つこと
・ぶれないこと
だと思うんですよね。やっぱり。

問題はこの本、絶版だということです。
僕はAmazonのマーケットプレイスで、定価の倍以上の価格で買いましたが、
充分、価値あったなと思います。
ご興味持った方は、ぜひ急いで手に入れてください。

しかしこんないい本、なんで絶版になるのかな。。。

尚、恩田木工については、
『日暮硯』というその業績をまとめた有名な本があり、
こちらは岩波文庫で容易に買えるのですが、
古文(読み下し文ですが)なんですよね。。。読むのが大変。
なので、上記の本を読んで、大意を掴んでから『日暮硯』を読むのがやはりいいかと思います。

 

日暮硯 (岩波文庫)

 

日暮硯 (岩波文庫)

posted with amazlet at 08.08.06

笠谷 和比古
岩波書店
売り上げランキング: 75096

また、池波正太郎にも
『真田騒動 恩田木工』という本があります。
僕は続いてこちらにも挑みます。

 

真田騒動―恩田木工 (新潮文庫)

 

真田騒動―恩田木工 (新潮文庫)

posted with amazlet at 08.08.06

池波 正太郎
新潮社
売り上げランキング: 80902

この恩田木工、今、映画にしたら当たると思うんですけどね。。。
ではでは。

荒濱

@仕組み掲示板へ
トラックバック URL

Leave a Reply