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パッケージソフトこそ究極の「仕組み」

Posted on 8月 13, 2008

こんにちは。高橋です。

今日は取材先で小耳に挟んだ「仕組み」について、お話したいと思います。

先日、取材でお会いしたソフトウェアサービス会社の社員の方に、拙著『やっぱり「仕組み」を作った人が勝っている』の内容をかいつまんで話していたところ、こんなことを言われました。

「高橋さん、だったら、うちの会社がやっていることこそ、まさに「仕組み」ですよ!」

んんっ?聞き捨てならないその言葉。どういうことなのか詳しく聞いてみました。

その会社の業務は、簡単に言えば、基幹系のパッケージソフトを開発して、それを中小企業向けに販売すること。キャッシュポイントは、

①パッケージソフト本体の販売

②販売後の保守サービス

③関連するサプライ製品の販売

となっているとのことです。

このうち①は、開発費用がそれなりにかかるものの、それをある程度の期間をかけて回収した瞬間から、利益率は7~8割!となるとのこと。

そして、大きな儲けとなるのが、②と③。②については、不具合(メーカー側の責任ではない)やバージョンアップのフォローで必ず発生するもの。③は、印刷時に使う専用紙などでこれも必ず用いなければならないもの。

つまり、①を販売することで、自動的に②、③のキャッシュポイントを得られることになるわけです。

「仕組み」思考でいえば、まさに、【継続】ですね。一度パッケージや保守サービスの枠組み、サプライ製品を作れば、長い月日をかけて、それを売れば売るほど、キャッシュが山積みになっていくわけです。

もちろん、時代とともに技術は進歩しますから、いつかはフルモデルチェンジも必要となります。ただし、それまでの期間は、それほど大きな変更をかけずとも、継続して、チャリン、チャリンとお金が落ちてきます。

この「仕組み」で重要なポイントは、

a) 世の中のニーズを汲み取った商品作り(この会社の場合は、中小企業向けの基幹ソフトというところがミソ)

b) 自分に専門的な知識がある分野、もしくは自分も1ユーザーとしての視点を持てる商品であること(この会社は創業者が会計士であり、基幹ソフトに対する知識、ニーズをともに持ち合わせている)

c) 「商品」だけでなく、それに対する「保守サービス」、「サプライ製品」という3点セットで事業を展開すること

などが、挙げられます。

皆さんも「仕組み」作りの際には、こうしたポイントを考慮し、特に「仕組み」思考で言う【継続】性を視野に入れて、取り組んでいただければと思います。

すなわち、

●日頃からニュースやネット検索などを通じて、世の中のニーズをいち早く見定める。

●そのうち、自分の得意分野、熟知した分野、スキルのある分野で商品作りを考える。(理想的にはパッケージソフトなど。もちろん、【他力】を活用して、ソフトのプログラミングスキルがある人と組んでもいい)

●商品+販売後のサービス(保守サービス等)+商品周りのサプライ製品の3点セットで展開する。(これも【他力】を活用することを視野に)

といったことを意識して、ビジネスの創出に知恵を絞るということです。当たり前のことでも日々意識することで、大きな成果につながることになります。また、特に最後の「3点セット」は重要なので、その可能性を積極的に探ってくださいね!

また新たな「仕組み」が耳に入りましたら、報告します!

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